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J-GLOBAL ID:200902274051739838   整理番号:08A0392708

スピロベンゾピラン及び3つのカルボキシメチル部分を有するテトラアザ大環状誘導体の分子設計とその金属イオン錯形成挙動

Molecular Design of Tetraazamacrocyclic Derivatives Bearing a Spirobenzopyran and Three Carboxymethyl Moieties and Their Metal-Ion Complexing Behavior
著者 (4件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 463-469 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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スピロベンゾピラン及び3つのカルボキシメチル部分を有するテトラアザシクロドデカン及びテトラアザシクロテトラデカン誘導体(1及び2)とスピロベンゾピラン及び4つのカルボキシメチル部分を有するジエチレントリアミン誘導体(3)を合成した。UV可視分光分析を適用し,種々の金属イオンを含む水溶液(中性pH)中における上記配位子のスピロベンゾピラン部分に基づいた異性化挙動を研究した。これらの配位子はランタニドイオンと安定な1:1錯体を形成したが,スピロベンゾピラン部分は暗条件でも対応するメロシアニン型に異性化した。ランタニドイオンを含む水溶液の1または2の吸収スペクトルは著しいブルーシフトを示した。可視領域の最大吸収波長での吸収は増強されたが,このような変化はスピロベンゾピラン部分のメロシアニン型への異性化に起因するものと考えられた。これはランタニドイオンの電荷密度が高いために錯形成部分によって結合したランタニドイオンとメロシアニン部分のフェノラートアニオンが強い相互作用を示すことを示唆していた。一方,メロシアニン型の吸収は大環状配位子とCu2+やZn2+のような遷移金属イオンの錯形成によって減少した。上記結果は大環状配位子(1及び2)がアミノカルボキシラート部分のみで遷移金属イオンと錯体を形成し,メロシアニン部分のフェノラートイオンは錯形成に関与しないことを示していた。この結論を密度関数理論計算で実証した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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複素環化合物一般  ,  遷移金属錯体一般 
物質索引 (3件):
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