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J-GLOBAL ID：200902274087803958   整理番号：08A1127067

地層を野外で教えた場合と室内で教えた場合ではどのように違うか

著者 (2件)： 相場博明 (慶応義塾幼稚舎) ,  小林まり子 (東京都国分寺市第5小)
資料名： 地学教育  (Education of Earth Science)
巻： 61  号： 5  ページ： 141-155  発行年： 2008年09月30日 
JST資料番号： X0686A  ISSN： 0009-3831  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地層の指導を実際に野外に出かけて本物を観察させて行う場合と,野外に出かけないで教室内だけで行う場合の両方の実践と評価を行った。野外実習は,東京都八王子市の北浅川河床を教材化し小学校6年生を対象に実施した。室内実習は教室内にできるだけ多くの情報を持ち込んで,野外とできるだけ近い状況にして実施した。その結果,多くの点で野外実習のほうが教育効果が高いことが認められた。また児童自身も野外を強く支持することがわかった。このことからも,地層の学習ではできるだけ野外観察を取り入れる努力が必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *屋外 ,  屋内環境 ,  河床 ,  河川 ,  *児童 ,  *地層 ,  東京都 ,  *小学生 ,  八王子市 ,  *屋内
準シソーラス用語： *室内 ,  北浅川 ,  *野外

分類 (1件)： 宇宙・地球科学教育  (DA01050N)

引用文献 (15件)：

• 相場博明. 北浅川楢原地域の地質野外実習案内. 地質野外実習地としての多摩川中流域および狭山丘陵に分布する上総層群の露頭の現状とそれに基づく教材開発. 2002, 268-271
• 相場博明. 理科教育における直接経験と間接経験の類型化と地学教育の果たす役割. 地学教育. 2007, 60, 137-148
• 相場博明. 直説経験と間接経験のどちらを支持するか-地学領域を例とした意識調査-. 地学教育. 2007, 60, 211-226
• 相場博明. 東京都八王子市の上総層群から産出した長鼻類化石とその意義. 日本地質学会講演要旨, 2003. 2003, 147
• 安藤秀俊. 中学校理科教科書に掲載されている観察・実験の実施状況. 理科教育学研究. 2004, 44, 3, 35-41

タイトルに関連する用語 (3件)： 地層 ,  野外 ,  室内