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J-GLOBAL ID:200902274160116441   整理番号:08A0279858

反応性グリオーシスの起源細胞と後代細胞:損損傷における多分化能細胞の起源

Origin and progeny of reactive gliosis: A source of multipotent cells in the injured brain
著者 (11件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 3581-3586  発行年: 2008年03月04日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脳損傷に応答する反応性グリオーシスは組織統合を促進し,炎症と細胞死を抑制し,この反応には星状細胞,NG2発現グリア前駆細胞及びミクログリアが関与する。本研究では,成熟星状細胞を標的とするタモキシフェン誘導型Cre仲介組換を用いて,脳損傷後の星状細胞の運命を検討した。刺傷によるマウス脳損傷後に,休止星状細胞は増殖を開始し,反応性グリーシスと増殖グリア線維性酸性蛋白質(GFAP)陽性細胞を誘発した。これら増殖星状細胞はin vivoではその細胞系譜を維持していたが,より好都合な環境のin vitroでは,多分化能と自己再生能を示した。一方,NG2またはPDGFα受容体で標識した成熟マウス大脳皮質に存在する前駆細胞は脳損傷前後にニューロスフェアを形成しなかった。これらの結果から,一部の星状細胞は脳損傷後に幹細胞能を獲得し,脳損傷後の修復を開始する有能な細胞型を提供することが示唆された。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  中枢神経系 
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