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J-GLOBAL ID:200902274176824691   整理番号:08A0516328

鉄鉱石焼結鉱の鉱物組成および組織におよぼす重晶石の効果

Effect of barite on mineralogical composition and structure of iron ore sinter
著者 (5件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 169-178  発行年: 2008年 
JST資料番号: C0314B  ISSN: 0301-9233  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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バライト(重晶石)はエジプトの鉄鉱石鉱床に随伴する主な脈石鉱石のひとつでありエジプト鉄鋼業界にて焼結鉱生産のために使用されている。このバライトはBaOを0.5~5mass%含んでいる。バライトの存在は焼結プロセスに影響するのみならず高炉における鉄酸化物の還元挙動にも影響する。このような背景をもとに焼結鉱の組織および形態そして更に高炉における銑鉄生産におよぼすバライトの影響を検討した。実験は焼結鍋を使用してバライト含有量の異なる焼結鉱(BaO0.5~5.5mass%)を製造し焼結温度ならび脱硫率におよぼすBaO含有量の効果,FeO含有量におよぼすバライトの効果,焼結組織におよぼすBaO含有量の効果,ミクロ成分のEPMA解析,バライト含有鉄鉱石の焼結メカニズム,等について述べた。実験の結果,BaO1.5~2.5では脱硫率が僅かに上昇し,マグネタイトは焼結最大温度の低下のため著しく減少した。BaO2.5mass%まではバライトの分解は最大焼結温度の低下を伴うが,より高いBaO含有量の焼結ではBaSのBaOへの酸化率が上昇するために最大焼結温度は僅かに上昇した。BaO含有1.5mass%以下では殆どのBaOはスラグ中に濃縮されているが2.5mass%以上になるとBaOはスラグとヘミバリウムフェライト間に分散している。最適なBaO含有量は2.5mass%であり最適な混合に鉱石をブレンドすることがリコメンドされた。
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鉱石の熱処理  ,  鉄鉱石 
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