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J-GLOBAL ID：200902274215533535   整理番号：09A0465369

ReSTOR多焦点眼内レンズ移植後のさまざまな距離での視力測定

Measurement of visual acuity at different distances after implantation of ReSTOR multifocal intraocular lenses

著者 (2件)： ZHAO Yune (The Affiliated Eye Hospital of Wenzhou Medical Coll., Zhejiang, Wenzhou) ,  TONG Nuxia (The Affiliated Eye Hospital of Wenzhou Medical Coll., Zhejiang, Wenzhou)
資料名： Zhonghua Yanke Zazhi  (Zhonghua Yanke Zazhi)
巻： 44  号： 1  ページ： 33-37  発行年： 2008年 
JST資料番号： C2303A  ISSN： 0412-4081  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:ReSTOR多焦点眼内レンズ(MIOL)移植後,さまざまな距離で視力(VA)を測定し,距離の違いによるVAの変化を評価した。方法:本研究は,プロスペクティブなケースシリーズ研究であった。本プロスペクティブ・ケースシリーズ研究では,22名30眼に対しReSTORのMIOL移植を施行した。いくつかの距離でVAを測定した。0~-4.5ジオプトリ(D)の焦点がぼける範囲で,遠距離屈折に基づきマイナスの眼鏡で徐々に下げて記録した。アンケートを用いて,さまざまな距離でのVAについての満足度を評価した。平均経過観察時間は3か月であった。結果:術後,30眼中28眼(93.3%)の自覚的屈折の等価球面度数は+1.00D以内,30眼中23目(76.7%)の乱視は1.00D以内であった。遠距離(5m),中間距離(60cm),近距離(33cm)の平均裸眼VAはそれぞれ0.91,0.40,0.64であった。0D,-1.50D,-3.00Dの偽調節における平均VAは,それぞれ1.00,0.49,0.79であった。アンケートでは,5名が歩行時の非現実性について不満をもらし,コンピュータ労働者2名が画面がはっきり見えないと訴え,理髪師1名が髪の毛がはっきり見えないと訴えた。遠距離,中間距離,近距離のVAについての満足度の自己評価はそれぞれ,8.0,7.5,8.0であった。結論:ReSTORのMIOL移植は,遠距離および近距離で優れたVAを提供する。遠距離および近距離と比較して,中間距離のVAは有意に低下する。このことが,中間距離で良好な視力を必要とする患者の生活の質を低下させる可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *距離 ,  アンケート ,  *視力 ,  ヒト ,  前向きコホート研究 ,  屈折率
準シソーラス用語： *眼内レンズ移植 ,  *多焦点眼内レンズ ,  満足度調査

分類 (1件)： 眼の臨床医学一般  (GP01030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 多焦点眼内レンズ ,  移植 ,  視力測定