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J-GLOBAL ID:200902274344531123   整理番号:08A0198775

哺乳類卵母細胞における紡錘体形成,染色体分離および紡錘体チェックポイントと減数分裂過誤への感受性

Spindle formation, chromosome segregation and the spindle checkpoint in mammalian oocytes and susceptibility to meiotic error
著者 (4件):
資料名:
巻: 651  号: 1-2  ページ: 14-29  発行年: 2008年03月12日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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紡錘体組立てチェックポイント(SAC)は有糸分裂及び減数分裂において微小管への付着及び染色体上の緊張を監視する。それは動原体におけるチェックポイント成分,とくにMad2,の蓄積に関連した未付着の染色体の存在で細胞をM期に保持する一つの監視機構を表す。後期促進因子/サイロソーム(APC/C),そのアクセサリー蛋白質Cdc20,及びSACの蛋白質の間の複合体は,通常は全部の染色体が紡錘体の赤道で適切に組立てられる(染色体集結)まで,そして紡錘糸からの緊張の下で,APC/Cを不活性にする。SACから解放されるとAPC/CはサイクリンBやセキュリンのような蛋白質をプロテアソームによる分解の標的にすることができる。セキュリン分解はセパラーゼ蛋白質分解酵素の活性化を,そして有糸分裂では姉妹染色分体の動原体及びアームでのコヒーシン蛋白質の解裂を引き起こす。減数分裂Iでは姉妹染色分体アームでのコヒーシン蛋白質のみが裂かれる。これは減数分裂特異的成分とキナーゼ及びホスファターゼ活性のしっかりした制御を必要とする。減数分裂間にS期はない。第二減数分裂は有糸分裂に似ている。哺乳類卵母細胞は整列した染色体の存在で中期IIで構造的に停止する。それは細胞分裂阻止因子(CSF)の活動による。SACは精子形成及び卵形成において同定されてきたが,性差は異数性誘発物質に対する性特異的識別応答に寄与するかもしれない。哺乳類卵母細胞におけるSACの成分の発現の年令関連の減少は紡錘体及び他の細胞小器官の不全,及び卵母細胞が染色体分離で過誤を受けやすくする姉妹染色分体間の凝集の部分的損失と協同的に作用するかも知れない。これは異数性誘発物質への用量応答に影響したかもしれない。進んだ母年令で子供を持つ傾向を考えて異数性誘発物質による減数分裂過誤の誘発へのヒト卵母細胞の感受性に関する老化の結果の研究を追及し,環境的暴露によるヒトの健康への危険度を評価するためのモデルを開発することは適切であるように見える。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞分裂・増殖 

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