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J-GLOBAL ID:200902274655626152   整理番号:08A0372779

電位差測定法を超えて リモート化学センシングを考慮したロバスト電気化学イオンセンサ概念

Beyond potentiometry: Robust electrochemical ion sensor concepts in view of remote chemical sensing
著者 (4件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 629-635  発行年: 2008年05月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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約100年間の間,イオン選択電極を用いた電位差測定法は支配的な電気分析技術の一つであった。選択化学及び材料に関して最近大幅に進歩したが,イオン選択膜の使用における基礎的方法は基本的に変化していない。電位読み取りは基準電極の電位に対して直接共依存し,標準電極は保守管理が必要で許容できる代替案はわずかしか提案されていない。曝露電極表面の汚損または閉塞で測定電位が変化する。同時に,Nernst方程式は極微小電位変化を予測し,2桁の濃度変化に対する電位変化はミリボルトの桁で,ルーチン分析測定では頻繁な再キャリブレーション,正確な温度制御及び電極保守管理が重要な要求事項である。イオン選択センサ用に開発された比較的新しい選択材料は低電力リモートセンシング利用のために著しく魅力的であり,古典的電位差測定法を越えてこの技術を実用的に実行可能とする解決策と考えられる。本報告では電位差測定が直面している問題の魅力的解決策となるいくつかの最新例を評価する。これらはNernst方程式による予測より一桁感度が大きい高振幅検出法,電位の大きさの知識が不適切でありシステムを膜の裏面から評価する裏面キャリブレーション電位差測定法,標準物質または体積測定が不要な無キャリブレーション試薬放出のための魅力的技術であるイオン選択膜を用いた制御電流クーロメトリー,体積測定法が従来使用されていた全酸性度などのパラメータが直接監視できるセンサの設計が可能となるイオン選択膜での局所電気化学滴定及び全対象イオンがイオン選択有機相へ選択輸送される制御電流クーロメトリーを含み,リモートセンシング利用に極めて適する無キャリブレーション法を形づくる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生体遠隔測定  ,  分析機器  ,  無機化合物の電気分析 

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