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J-GLOBAL ID：200902274975083726   整理番号：09A0717194

走査型原子プローブによるカーボンナノチューブの定量的評価

Quantitative evaluation of carbon nanotubes by the scanning atom probe

著者 (2件)： NISHIKAWA Osamu (Dep. of Chemistry and Biology, Kanazawa Inst. of Technol., 7-1 Ohgigaoka, Nonoichi 921-8501, JPN) ,  TANIGUCHI Masahiro (Dep. of Chemistry and Biology, Kanazawa Inst. of Technol., 7-1 Ohgigaoka, Nonoichi 921-8501, JPN)
資料名： Journal of Vacuum Science & Technology. A. Vacuum, Surfaces and Films  (Journal of Vacuum Science & Technology. A. Vacuum, Surfaces and Films)
巻： 27  号： 4  ページ： 1076  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： C0789B  ISSN： 0734-2101  CODEN： JVTAD6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブの不純物準位を評価するために,高圧一酸化炭素プロセス(HiPCO)により成長させた単層カーボンナノチューブ(SWCNT),Fe/Ni/S触媒によりHeガス中-直流アーク放電法で合成したSWCNT,熱化学蒸着によりNi-Cr-Fe合金基板上に形成した多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を,走査型原子プローブの独特の能力を利用して原子レベルで質量分析した。分析したCNTから検出した最大数のイオンはC²⁺で,C⁺/C₂²⁺がこれに続き,炭素原子間の結合は均一で無方向性であった。ナトリウムイオンを除き,金属イオンはHiPCO SWCNTから検出されなかった。HiPCO SWCNTから検出した水素イオンは他の二種類のCNTよりも有意に小さかった。直流アークSWCNTとMWCNTから検出した金属イオンは数nmの範囲に局在した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *プローブ ,  *質量分析 ,  イオンプローブ ,  *不純物準位 ,  単層カーボンナノチューブ ,  多層カーボンナノチューブ ,  アーク放電 ,  熱CVD ,  金属イオン ,  陽子
準シソーラス用語： *走査型原子プローブ ,  熱化学蒸着 ,  水素イオン

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 走査型 ,  原子プローブ ,  カーボンナノチューブ ,  定量的評価