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J-GLOBAL ID：200902275110047542   整理番号：09A0942490

ビスアゾメチン色素を用いたジアリールエテンの光スイッチング

Photoswitching of diarylethene using bisazomethine dye

著者 (5件)： KINASHI K. (Graduate School of Engineering, Dep. of Chemical Sci. and Engineering, Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  KOTAKE T. (Graduate School of Engineering, Dep. of Chemical Sci. and Engineering, Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  ONO Y. (Graduate School of Engineering, Dep. of Chemical Sci. and Engineering, Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  ISHIDA K. (Graduate School of Engineering, Dep. of Chemical Sci. and Engineering, Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  UEDA Y. (Graduate School of Engineering, Dep. of Chemical Sci. and Engineering, Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Optical Materials  (Optical Materials)
巻： 31  号： 11  ページ： 1711-1714  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： W0468A  ISSN： 0925-3467  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジアリールエテン/ガラス/ビスアゾメチン(DE/ガラス/BAE)三層構造の光スイッチングの挙動を調べた。300nmのUV光を照射すると,三層構造のDEが環化フォトクロミック反応により異性化し,その色は赤から深い赤に変化した。BAEは400から600nmの範囲の強い吸収と550から700nmの蛍光をもつ青紫の化合物である。300nmの波長をもつUV放射でBAE層を照射すると,DEには逆環化フォトクロミック反応が起こり,その色は604nmのBAEからの蛍光により深い赤から赤に変化した。BAE層を可視光に曝しても,DEの逆環化を誘起する可視光がBAEに吸収されるので,DEの退色は誘起されなかった。DE/ガラス/BEA三層構造が単一UV光源を用いる光スイッチングの用途に可能性があることを実証した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フォトクロミズム ,  *オレフィン化合物 ,  *芳香族炭化水素 ,  *スイッチング ,  *アゾメチン染料 ,  ガラス ,  多層構造 ,  異性化 ,  環化反応 ,  赤 ,  紫外線照射 ,  蛍光 ,  光照射 ,  *光スイッチ ,  *ジアリールエテン ,  環化異性化

分類 (2件)： その他の光学的効果  (BM08040H) ,  その他の光伝送素子  (BD06040S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 色素 ,  ジアリールエテン ,  光スイッチング