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J-GLOBAL ID:200902275227251272   整理番号:09A1073968

鉄ニトリド(Fe≡N)錯体も単離できる! 後周期遷移金属ニトリド錯体の新展開

著者 (2件):
資料名:
巻: 64  号: 11  ページ: 72-73  発行年: 2009年11月01日 
JST資料番号: F0095A  ISSN: 0451-1964  CODEN: KAKYAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2004年に鉄ニトリド錯体のスペクトルが初めて室温観測されたことが契機となり,鉄や更に後周期のイリジウムのニトリド錯体が最近,相次いで報告された。求電子性の鉄ニトリド錯体,鉄ニトリド錯体への水素原子移動によるアンモニアの発生(反応機構はニトリド配位子の反応としては全く新しいラジカル移動と見なせる),イリジウムニトリド錯体の水素化について述べた。ほとんど知られていなかった鉄やイリジウムのニトリド錯体が合成,単離され,特異な反応性も明らかにされ始めた。このような研究の進展により,窒素固定触媒としての高活性な遷移金属錯体の開発が期待される。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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鉄の錯体  ,  イミダゾール 
物質索引 (5件):
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