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J-GLOBAL ID:200902275278583547   整理番号:08A0428403

制御棒引き抜け事象調査委員会の報告について

著者 (6件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 289-301  発行年: 2008年05月01日 
JST資料番号: G0154A  ISSN: 1882-2606  CODEN: NGEGAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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制御棒引き抜き事象は,リターン運転しない状態で隔離するHCU(水圧制御ユニット)が増えると,コレットフィンガが外れた状態になり,挿入側からの圧力が加わらなくなり,引き抜き側からの圧力がピストンを押したため発生した。マニュアルで,HCU全数隔離する際に,あらかじめリターンバルブを開けリターン運転を行うか,系統流量をゼロにするよう定めた。添加反応度の大きかった北陸電力志賀1号機の臨界事象で,炉心で発生した事象は炉心や燃料の健全性に影響を及ぼすものでなかったことが確認された。「十分ありうる偶然」の重なりにより,実際に生じた事象より大きな影響を与えた可能性が存在したため,実事象において大きな影響がなかったと済ましてよいものではない。一連の制御棒引き抜け事象は,設計と運転管理のミスマッチで起きたため,安全上の課題と人間と組織因子に基づく提言をまとめた。
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分類 (1件):
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原子炉安全一般 
引用文献 (6件):
  • 日本原子力学会. 制御棒引き抜け事象調査委員会報告書. 2008
  • 北陸電力 (株). 志賀原子力発電所1号機の臨界に係わる事故についての報告. 2007
  • 原子力安全・保安院. 北陸電力株式会社志賀原子力発電所1号機における平成11年の臨界事故及びその他の原子炉停止中の想定外の制御棒引き抜け事象に関する調査報告書. 2007
  • 日本原子力技術協会. 北陸電力 (株) 志賀原子力発電所1号機で発生した臨界に係わる事故の解析について. 2007
  • 原子力安全基盤機構. 平成11年に発生した北陸電力株式会社志賀原子力発電所1号機の臨界事故に係わるクロスチェック解析に関する報告書. 2007
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タイトルに関連する用語 (4件):
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