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J-GLOBAL ID:200902275407970552   整理番号:09A0964335

天然水中の一酸化窒素ラジカルを定量するための分析法の開発

Development of an Analytical Method for Nitric Oxide Radical Determination in Natural Waters
著者 (3件):
資料名:
巻: 81  号: 16  ページ: 6843-6850  発行年: 2009年08月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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天然水中の痕跡亜硝酸塩イオンは化学的に安定であるが,海面近くでは,光分解によって主に一酸化窒素ラジカル及び酸素ラジカルを生成し,またpH11.9以下ではプロトン化してヒドロキシルラジカルに変換することが明らかにされている。本研究では,プローブ化合物として4,5-ジアミノフルオレセインを用い,一酸化窒素ラジカルとの反応によって生成した蛍光性トリアゾロフルオレセインを,励起/発光波長=495/515nmの蛍光検出器を有する逆相HPLCによって測定することに基づいた一酸化窒素ラジカルの定量法を開発した。最適条件では,校正曲線はトリアゾロフルオレセイン濃度範囲0.025~10nMで線形であり,照射時間30minにおける一酸化窒素ラジカルの光反応速度の検出限界は1.65x10-13M/secであった。瀬戸内海及び黒瀬川中の一酸化窒素ラジカルの光反応速度を決定したところ,(5.3~32)×10-12~(9.4~300)×10-12M/secの範囲にあった。ここに示した方法は分析ステップが少ないため,汚染の機会を最小化することができ,試料の予備濃縮も必要ではない。そのため,試料体積が制限される場合でも,天然水域の一酸化窒素ラジカルだけでなくセーフガード活性を測定することができるものとみられる。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物一般及び元素  ,  天然水のクロマトグラフィー,電気泳動分析 

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