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J-GLOBAL ID：200902275655159720   整理番号：09A0831792

プラスチック固形廃棄物(PSW)のリサイクル及び回収ルート:レビュー

Recycling and recovery routes of plastic solid waste (PSW): A review

著者 (3件)： AL-SALEM S.m. (Centre for CO₂ Technol., Dep. of Chemical Engineering, School of Process Engineering, Univ. Coll. London ...) ,  LETTIERI P. (Centre for CO₂ Technol., Dep. of Chemical Engineering, School of Process Engineering, Univ. Coll. London ...) ,  BAEYENS J. (Centre for CO₂ Technol., Dep. of Chemical Engineering, School of Process Engineering, Univ. Coll. London ...)
資料名： Waste Management (Kidlington)  (Waste Management (Kidlington))
巻： 29  号： 10  ページ： 2625-2643  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： B0898C  ISSN： 0956-053X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 持続可能性に対する意識と技術的進歩が高まる社会で,プラスチック固形廃棄物(PSW)は,難題とチャンスを提示している。最近のPSWのリサイクルと回収における進歩についてレビューする。特に,日常的な単一ライフサイクルのプラスチック製品の大部分を占める,ポリオレフィン源の廃棄物に注目する。PSW処理の4つのルート(再押し出し,機械,化学,エネルギー回収の計画と技術)について詳述し,議論する。第一のリサイクルは,類似した材料の製品を作るため,単一ポリマーの洗浄したスクラップを押し出しサイクルに再導入する。これは,一般的に加工ラインの中では適用されるが,リサイクル材料が必要な品質を備えていないために,リサイクル業者が適用することは稀である。耐用年数後の廃棄物または生産(スクラップ)廃棄物のいずれかから成るさまざまな廃棄物は,第二の技術の原料となる。そのため一般的に,源,形状,有用性に合わせて,小球,薄片,粉末といった望ましい形状や形態にする。第三の処理計画は,近年,PSWのリサイクル状況に大いに貢献している。高度の熱化学処理法は,幅広い技術で燃料または石油化学の原料のいずれかを製造している。今日,非触媒性の熱分解が新たな注目を集めている。それは,原油樽に付加価値がつき,また,それによって貴重な産物が得られることによる。しかし実際は,PSWの高度の熱化学リサイクルが依然として,特定の製品または化学物質にとって適切な設計と動的な背景を欠いている。エネルギー回収は,一般的なPSWと特に都市固形廃棄物の到達可能な解決法であることが分かった。このルートで使用される窯や反応炉で発生したエネルギー量は作業点まで十分に調べられたが,石油化学及び変換工場との統合という点においては調べられていない。第一及び第二リサイクル計画は定着し,広く利用されているが,PSWの第三及び第四処理計画の多くが荒削りで,さらに調査する価値があると結論づけられる。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リサイクル ,  *資源回収 ,  *プラスチック ,  固形廃棄物 ,  廃プラスチック ,  *利用 ,  *再利用
準シソーラス用語： 高分子廃棄物

分類 (1件)： 資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (5件)： プラスチック ,  固形廃棄物 ,  PSW ,  リサイクル ,  レビュー