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J-GLOBAL ID:200902275708379590   整理番号:09A1054801

ミツバチApis mellifera L.の女王蜂と働き蜂の下顎腺におけるディファレンシャル遺伝子発現 階級分化選択的アルデヒドおよび脂肪酸代謝の意義

Differential gene expression in the mandibular glands of queen and worker honeybees, Apis mellifera L.: Implications for caste-selective aldehyde and fatty acid metabolism
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巻: 39  号: 10  ページ: 661-667  発行年: 2009年10月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ミツバチの下顎腺(MGs)において女王蜂は”女王蜂フェロモン”を合成し,働き蜂は”ロイアルゼリー”の成分の脂肪酸を合成する。階級分化選択的MG機能に関与する蛋白質を特定することを目的とした。プロテオーム解析の結果,女王蜂Mgsで選択的発現する蛋白質3個(アルデヒドデヒドロゲナーゼ1 [ALDH1],中鎖アシルCoAデヒドロゲナーゼ[MCAD],電子伝達フラビン蛋白質α [ETFα)])を特定した。働き蜂Mgsで選択的発現する蛋白質1個(脂肪酸シンターゼ[FAS)])を特定した。定量的逆転写ポリメラーゼ連鎖反応の結果,働き蜂より女王蜂においてaldh1転写量は大でありfas転写量は小である。ミツバチゲノムデータベースに登録した ALDH1類似蛋白質遺伝子8個の中でaldh6,aldh7,およびaldh1発現量 は働き蜂より女王蜂において大である。In situハイブリダイゼーション法の結果,女王蜂の頭部においてaldh1はMg細胞が発現し,aldh6およびaldh7はMGs付随脂質細胞が発現する。以上の結果,ミツバチMGsにおける階級分化選択的および細胞選択的アルデヒド/脂肪酸代謝を示唆した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  動物の代謝と栄養一般 

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