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J-GLOBAL ID:200902275789172340   整理番号:08A0479166

熱応答性高分子で修飾した固定相を用いる生体分子分離用の水系クロマトグラフィーシステム

Aqueous chromatographic system for separation of biomolecules using thermoresponsive polymer modified stationary phase
著者 (8件):
資料名:
巻: 1191  号: 1-2  ページ: 157-161  発行年: 2008年05月16日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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熱応答性ポリN-イソプロピルアクリルアミド(PNIPAAm)のような機能性高分子で修飾した充填材料を用いる,HPLCのための新しい方法を研究した。PNIPAAmで修飾したシリカは,水系において温度により制御される親水性-疎水性表面性状変化を示す。温度応答性クロマトグラフィーは,有機溶媒は用いずに水系移動相を用いて行った。カチオン性単量体としてメタクリル酸2-(ジメチルアミノ)エチル(DMAEMA)を,疎水性単量体としてメタクリル酸ブチル(BMA)を導入したDMAEMAの三元共重合体を設計した。カチオン性の熱応答性ヒドロゲルをグラフトした表面は,生物活性化合物を分離するために疎水性及び電荷密度を熱的に制御する,性状可変固定相を形成することが予想される。本研究で著者等は温度応答性クロマトグラフィーにより,リゾチームを生物活性の減失なしに分離することに成功した。水性移動相中において静電相互作用及び疎水性相互作用を温度によって同時に変化させることが可能であり,従って,この分離システムは生体分子の分離に応用できる可能性を持つ。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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液体クロマトグラフィー  ,  クロマトグラフィー,電気泳動 

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