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J-GLOBAL ID：200902275930374394   整理番号：09A0026970

無線LANにおける誤り率特性に適応したパケット長制御方式

Adaptive Packet Length Control using Bit Error Rate Characteristics for Wireless LANs

著者 (2件)： 新井田博之 (千葉大 大学院融合科学研究科) ,  阪田史郎 (千葉大 大学院融合科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 108  号： 289(IN2008 73-85)  ページ： 67-72  発行年： 2008年11月06日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無線LANを用いたVbIPやビデオストリーミングに代表されるマルチメディアサービスにおいて,QoS保証の問題が注目されている。本稿では,無線通信時に高ノイズが発生するような,伝送路品質が安定しない環境に対して,無線リンク間におけるビット誤り率BER特性をパケット誤り率PER情報から推定し,各伝送路品質における最大スループットを与えるデータパケット長を導出する手法を提案する。加えて,導出された最適なデータパケット長から,送信端末が動的にデータパケット長を制御することで伝送路品質の悪い環境でのロングパケットの損失を軽減し,伝送路品質の良い環境でのショートパケットの伝送効率を向上させる制御手法を提案する。これらを,シミュレーションによって評価,提案手法の精度と有効性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *無線LAN ,  誤り率 ,  *制御方式 ,  適応制御 ,  フラグメンテーション ,  計算機シミュレーション ,  スループット ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： パケット誤り率 ,  *パケット長制御方式

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (13件)：

• COFFEY, S. Joint Proposal : high throughput extension to the 802.11 Standard : PHY. IEEE 802.11-05/1102r4. 2006
• IEEE Computer Society LAN MAN Standards Committee. Supplement to IEEE Std 802.11-Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specification-Higher Speed Physical Layer (PHY) Extension in the 2.4GHz band. 802.11b. 1999
• IEEE Computer Society LAN MAN Standards Committee. Wireless LAN medium access control (MAC) and physical layer (PHY) specifications. ANSI/IEEE Std. 802.11-1999. 1999
• 西林泰如. 無線LANにおける選択的再送制御を用いたMACフレームアグリゲーション方式の提案. 信学技報. 2005, IN2004-113
• 坪内宏司. マルチホップ無線網におけるMAC層での待機時間を考慮したパケット多重方式. 信学技報. 2006, IN2005-219

タイトルに関連する用語 (5件)： 無線LAN ,  誤り率 ,  適応 ,  パケット長 ,  制御方式