抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ベトナム国内には,現在200以上の飼料製造工場がある。畜産部門の拡大に伴う飼料産業の動向を,現地調査の結果を踏まえて報告した。2006年の飼料需要は合計1200万トン,その85%に当たる1020万トンが養豚向けである。販売飼料に占める配合飼料の割合は,約45%である。2006年のMARDデータでは,飼料製造工場数241で,そのうち198工場が国内資本,33工場が外資,10工場が合弁企業である。ホーチミン市に近いドンナイ省にあるCPグループの契約養豚農家と北中部ゲアン省の小規模養豚農家の事例を紹介した。現在,ベトナムにおける飼料の大半は大規模な外資系企業が供給しているが,国内資本による飼料工場の再編も進んでいる。