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J-GLOBAL ID：200902276096823433   整理番号：09A0055886

Morlet関数を用いたウェーブレット解析の一特性

A property of wavelet analysis using Morlet function

著者 (9件)： 瀬藤聡 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  清水学 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  黒田寛 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  亀田卓彦 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  奥野章 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  吉成浩志 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  安倍大介 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  LEE Joon-Soo (水産総合研究セ 中央水産研) ,  青木一弘 (水産総合研究セ 中央水産研)
資料名： Reports of Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University  (Reports of Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University)
号： 135  ページ： 101-104  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： S0066A  ISSN： 1345-5664  CODEN： RMKUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 周期および振幅が時間と共に変動するような海洋または大気の解析には窓付きフーリエ変換,またはウエーブレット変換が良く用いられる。前者はあらかじめ窓の幅に関する情報が必要であり,解像度は窓幅に制限される。後者は核関数の伸縮および移動で定義されるため,窓情報を必要とせず,解像度にも制限がない。本稿では,三角関数およびガウス関数の積で表現されるMorlet関数によるウェーブレット変換を導入し,Ninos3海域におけるSST時系列適用例を紹介した。この解析から,時系列の極大値とウェーブレットパワースペクトルの極大とは必ずしも場所が一致しないことが示された。この原因は時系列が対称ではないことにあると推定した。この推定を検証するために,三角関数の重畳で定義した試験信号に変換を適用し,この推定が妥当であることを確認した。

シソーラス用語： *ウェーブレット変換 ,  *三角関数 ,  Fourier変換 ,  海域 ,  時系列 ,  *パワースペクトル ,  海洋 ,  潮汐 ,  核関数 ,  対称性
準シソーラス用語： Gauss関数 ,  *Morlet

分類 (3件)： 海洋物理学一般  (DC06010K) ,  海洋の構造・力学・循環  (DC06030G) ,  波浪,潮流  (DC06040R)

タイトルに関連する用語 (2件)： 関数 ,  ウェーブレット解析