抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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郷土芸能を有する農村集落における集落行事に対する住民意識を明らかにした。獅子舞(踊り)やねぷたを行なう集落が多い青森県平川市平賀地区を対象として聞き取り調査とアンケート調査を行った。集落行事は9種類に集約した。その結果,1)どの集落行事も集落への効果を意識はしているが,参加しているわけではない。大人は交流を中心に意識しているのに対して,子供は楽しさを中心にしていた。2)獅子舞(踊)は,どの世代も意義を感じているが,実際には保存会への参加には繋がっていない。子供の参加意欲は2割も存在するので気持ちをうまく取り込む工夫が望まれる。3)ねぷたは,参加度が最も高い行事の1つとなっている。個人の集落行事参加は,行事の必要度や満足度とあまり相関がない。