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J-GLOBAL ID：200902276288442360   整理番号：08A0497291

寒冷地におけるシネンシス系デルフィニウムの開花習性

Flowering Habit of Delphinium grandiflorum L. in the Cool Northern Areas of Japan

著者 (7件)： 佐々木和也 (岩手大学大学院連合農学研究科) ,  佐々木和也 (青森県農林総合研究センターフラワーセンター21あおもり) ,  本多和茂 (岩手大学大学院連合農学研究科) ,  本多和茂 (弘前大学農学生命科学部) ,  嵯峨紘一 (弘前大学農学生命科学部) ,  鮫島正純 (岩手大学大学院連合農学研究科) ,  鮫島正純 (弘前大学農学生命科学部)
資料名： 園芸学研究  (Horticultural Research (Japan))
巻： 7  号： 2  ページ： 249-253 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： L4829A  ISSN： 1347-2658  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 寒冷地におけるシネンシス系デルフィニウムの開花習性を明らかにするため,抽苔発現と花芽形成過程との関連性を調査した.5月下旬に播種した場合,抽苔開始2週間前の8月上旬から花芽分化を開始し,抽苔開始3週間後に開花した.播種時期を変えて抽苔までの所要日数を調査した結果,抽苔日数は7~9月播種で顕著に増加した.3~6月播種では早期抽苔を生じ,平均抽苔日数は減少した.7月と8月播種では抽苔日数が異なる二つの集団が観察された.抽苔日数と到花日数との間には,統計学的に有意な正の相関が認められた.(著者抄録)

シソーラス用語： 寒冷地 ,  *キンポウゲ科 ,  *開花 ,  花芽形成 ,  抽だい ,  播種 ,  *Consolida ajacis ,  *真正双子葉類 ,  植物生理
準シソーラス用語： *デルフィニウム ,  花芽分化

分類 (1件)： 花き・花木  (FC03044O)

引用文献 (12件)：

• 蝶野秀郷・広原 誠・筒井 澄.1985.デルフィニウムの生育・養分吸収経過ならびに播種期と生育開花との関係.北海道大農邦文紀要.15: 54-62.
• Garner, J. M., S. A. Jones and A. M. Armitage. 1997. Pinch treatment and photoperiod influence flowering of Delphinium cultivars. Hortscience 32: 61-63.
• 本多和茂.2002.デルフィニウム属の交雑育種および胚種培養による雑種育成に関する研究.北海道大学学位論文.
• 勝谷範敏.2002.デルフィニウムの促成栽培における切り花の安定生産技術の開発.広島農技セ研報.73: 1-77.
• 勝谷範敏・池田好伸.1997.デルフィニウムの開花特性に関する研究.園学雑.66: 121-131.

タイトルに関連する用語 (4件)： 寒冷地 ,  デルフィニウム ,  開花 ,  習性