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J-GLOBAL ID：200902276311541304   整理番号：09A0106296

ワイヤレスアドホックネットワークにおける動的経路飛越法の提案と性能評価

Dynamic Multi-Hopping Method in Wireless Ad-Hoc Networks

著者 (3件)： 門脇裕介 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  長尾研一 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  山尾泰 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 108  号： 358(RCS2008 151-171)  ページ： 103-107  発行年： 2008年12月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アドホックネットワークでは目的ノードに向かうルート上で,電波伝搬特性の変動によって次ノードよりさらに先のノードがデータを受信できる場合がある。これを積極的に利用することで,より効率的かつ高信頼なマルチホップ伝送が可能となる。本稿では経路飛び越しを可能にするため,ネットワーク層およびMAC層を用いた方法を提案し,これを実装するためのプロトコルの拡張例をIEEE802.11MACとAODVルーチング法の場合について示す。またレイリーフェージング環境下における提案法の効果をパケット伝送成功率と平均遅延時間について解析した。さらに,ネットワークシミュレータを用いた経路の統計情報から提案プロトコルの効果を検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： *アドホックネットワーク ,  *無線LAN ,  フェージング【通信】 ,  Rayleigh分布 ,  時間 ,  伝搬特性 ,  層 ,  通信系モデル ,  規格 ,  プロトコル ,  性能評価 ,  *経路選定 ,  *通信網 ,  *通信操作
準シソーラス用語： AODV ,  IEEE 802.11 ,  MAC層 ,  *マルチホップ網 ,  遅延時間

分類 (3件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  無線通信一般  (ND08010L) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (7件)：

• FLOREA, A. On the Optimal Number of Hops in Infrastructure-based Fixed Relay Networks. Proc. IEEE Globecom, 2005. 2005
• NASIPURI, A. On-Demand Multipath Routing for Mobile Ad Hoc Networks. Proceedings of the IEEE ICCCN, Oct. 1999. 1999, 64-70
• SENDONARIS, A. Increasing uplink capacity via user cooperation diversity. Proc. of IEEE ISIT, Aug. 1998. 1998
• MIYANO, T. Cooperative relaying scheme with space time code for multihop communications among single antenna terminals. IEEE GLOBECOM, Nov. 2004. 2004, 6
• LANEMAN, J. N. Energy-efficient antenna sharing and relaying for wireless networks. IEEE WCNC, Sep. 2000. 2000, 1

タイトルに関連する用語 (6件)： ワイヤレス ,  アドホックネットワーク ,  経路 ,  飛越 ,  提案 ,  性能評価