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J-GLOBAL ID:200902276386584106   整理番号:08A1006980

硬組織におけるBrdUの免疫組織化学的検出の改良法

Improved methods for immunohistochemical detection of BrdU in hard tissue
著者 (4件):
資料名:
巻: 339  号:ページ: 11-16  発行年: 2008年11月30日 
JST資料番号: E0816B  ISSN: 0022-1759  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ブロモデオキシウリジン(BrdU)は合成DNAを標識し,標識保持細胞(LRC)を追跡するために用いられる。幹細胞は成体組織において緩徐に分裂するため,LRCとして可視化できる。硬組織においてLRCを同定するために,骨,歯,及び歯根膜を含む硬組織におけるBrdUの免疫組織化学に関する固定,脱灰,及びDNA変性/抗原回復の至適条件を検討した。生後11日~15日にBrdU(50μg/g体重)を1日2回,マウスに皮下注入し,最後の注入の2時間後に犠牲にした。切開した上顎を固定し(Bouin溶液または4%パラホルムアルデヒド),脱灰し(Morse溶液またはEDTA),パラフィン包埋した。抗原回復処理は一次抗体との培養前に行った。DNA変性のために切片をHClで処理した場合,BrdU陽性細胞の染色強度は固定剤の違いの影響を受けなかった。より高い感度をEDTAよりもMorseによる脱灰により得られた。クエン酸塩緩衝液(pH6.0)における熱誘発性抗原回復法は酸前処理と同等または,より優れた感度を示したが,加熱は歯の象牙質とその周囲組織に特異的な組織損傷を誘発した。BrdUの最後の注入後4週にLRCを比較した場合,10%EDTAよりMorseにより脱灰した標本においてより多くのLRCを認めた。本データは,Bouin固定剤及びHCl前処理を行うMorseによる脱灰が硬組織におけるBrdU免疫検出において至適結果を生じることを示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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