抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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この論文の目的は,非晶質Metglas2605SCにもとづく新しいクラスの磁歪材料(MsM)による振動エネルギー採取方式を開発することである。このエネルギー採取装置を設計し,開発し,そしてテストした。これはMsM採取装置とエネルギー採取回路のふたつのモジュールを含んでいる。圧電材料と比べて,Metglass2605SCは,高エネルギー変換効率,長寿命,無減極及び強い周囲の振動中を耐えぬく高い可撓性を含む諸利点を提供する。エネルギー変換効率を増強し,バイアス磁場の必要度を減じるために,Metaglassリボンをそれらの幅方向に沿う強磁場によって横方向にアニールした。MsM採取装置を解析するために,一般化電気機械回路モデルを導出した。無線センサと連結し,採取エネルギーを超キャパシタに蓄えるMsMエネルギー採取回路を25mm×25mmの面寸法のプリント回路基板(PCB)上に設計した。実験において,抵抗負荷と超キャパシターについての出力パワー及びパワー密度をそれぞれ,低周波数及び高周波数下で調べ,圧電振動エネルギー採取装置と比べてひけを取らないという結果を得た。最後に現行の設計の努力目標と将来の研究について論じた。