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J-GLOBAL ID：200902276584125311   整理番号：08A0584904

船速変化に適応する操縦性指数を利用したゲイン設定について

著者 (1件)： 岩本才次 (九大 大学院工学研究院)
資料名： 日本船舶海洋工学会講演会論文集  (Conference Proceedings. Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers)
号： 6  ページ： 275-278  発行年： 2008年05月 
JST資料番号： L6090A  ISSN： 1880-6538  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前報において,舵で回頭角を制御する多重フィードバック制御系おける「制御仕様」を満足するゲイン設定に関して,操縦性指数K,Tが援用できないかを検討した。その結果,ほぼ「制御仕様」を満足するゲインが得られることを示した。しかし,船速が変化すると船体運動の特性も変化するので,ある船速で得られたフィードバックゲインは,もはや「制御仕様」を満足することができなくなる。本文は,船速変化に応じて「制御仕様」を満足できるゲインの設定法を示し,その有効性と問題点を検討した。そして船速や相当時定数が変化してもほぼ「制御仕様」を満足するゲインが,操縦性指数K,Tから設定できることが判明した,と述べた。今後の課題は,外乱の影響を考慮すること,実船実験によって本論文の方法の有効性を検証することである。

シソーラス用語： *操縦性 ,  *船体運動 ,  実船試験 ,  擾乱 ,  運動方程式 ,  *利得 ,  *フィードバック制御 ,  *制御系 ,  計算機シミュレーション ,  船体艤装
準シソーラス用語： *フィードバックゲイン

分類 (1件)： 航海計器,航法装置,電気設備  (QJ04020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 船速 ,  適応 ,  操縦 ,  ゲイン