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J-GLOBAL ID：200902276692711421   整理番号：09A1219160

ヒトアデノウイルス血清型5,6,11,および35の抗癌剤としての特性

Characterization of human adenovirus serotypes 5, 6, 11, and 35 as anticancer agents

著者 (7件)： SHASHKOVA Elena V. (Div. of Infectious Diseases, Dep. of Internal Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN 55902, USA) ,  MAY Shannon M. (Div. of Infectious Diseases, Dep. of Internal Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN 55902, USA) ,  BARRY Michael A. (Div. of Infectious Diseases, Dep. of Internal Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN 55902, USA) ,  BARRY Michael A. (Dep. of Immunology, Mayo Clinic, Rochester, MN 55902, USA) ,  BARRY Michael A. (Dep. of Molecular Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN 55902, USA) ,  BARRY Michael A. (Translational Immunovirology Program, Mayo Clinic, Rochester, MN 55902, USA) ,  BARRY Michael A. (Cancer Center, Mayo Clinic, Rochester, MN 55902, USA)
資料名： Virology  (Virology)
巻： 394  号： 2  ページ： 311-320  発行年： 2009年11月25日 
JST資料番号： H0793A  ISSN： 0042-6822  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトアデノウイルス5型(Ad5)は腫瘍退縮アデノウイルス開発のもっとも一般的なプラットフォームである。血清有病率の低い代替となるAd血清型はAd5免疫患者における抗癌効果を改善できるであろう。まれな血清型Ad6,Ad11およびAd35の安全性と効果を検討した。全てではないがほとんどの細胞株において,Adのin vitro細胞毒性はCARおよびCD46の発現と相関していた。CAR結合ウイルスの中で,Ad5はAd6よりも活性であることが多く,細胞培養での研究でCD46結合ウイルスの中でAd35は一般にAd11よりも細胞毒性が強かった。Ad5,Ad6,およびAd11はin vivoにおいて同様な抗癌活性を示したが,Ad35のみは有効ではなかった。肝毒性はAd5注入マウスでのみ生じた。Ad11およびAd35をあらかじめ投与しても肝細胞へのAd5に基づくベクター感染を上昇させないことから,これらのAdとKupffer細胞との相互作用は異なることを明らかにした。本研究で得られたデータよりAd6とAd11は抗癌治療の代替となるAdとして開発できることを示唆した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ヒトアデノウイルス ,  肝毒性 ,  *抗腫瘍薬 ,  細胞毒性 ,  膜貫通タンパク質 ,  抗腫瘍作用 ,  前立腺腫瘍 ,  乳房腫瘍 ,  肝細胞癌 ,  卵巣腫瘍 ,  トランスジェニックマウス ,  血清型 ,  Kupffer細胞
準シソーラス用語： Ad11 ,  Ad6 ,  CAR ,  抗腫瘍活性 ,  腫瘍退縮アデノウイルス ,  前立腺癌 ,  乳癌 ,  卵巣癌

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： ヒトアデノウイルス ,  血清型 ,  抗癌剤