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J-GLOBAL ID：200902276718526105   整理番号：08A1006996

射出成形における成形不良現象の解明と対策 反り変形現象と抑止技術 【現象編】

著者 (1件)： 高原忠良 (トヨタ自動車)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 20  号： 10  ページ： 724-732  発行年： 2008年09月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 反り変形は射出成形の主たる成形不良現象であり,反りにより相手部材との間で,隙や段差が生じたり,はめ込みや溶着が困難になったり,組立てに不具合をもたらす。ここでは,成形加工工程から使用段階までの「時間軸での変形」について,次に本質的な組成や構成の原因による反り現象である「成形品の部品構成」,「成形品の形状や形態」,「樹脂の組成」,最後に「成形条件の影響」について解説した。反り変形の原因は,物性の分布,あるいは配向である。したがって,成形品の部品構成,形状や形態などの,分布や配向に影響する要因を的確に把握することが重要であり,どのような経歴で分布や配向に至ったかといった時間軸での洞察も重要である。

シソーラス用語： *射出成形 ,  *反り ,  変形 ,  部品 ,  形態 ,  分布 ,  分子配向 ,  組成 ,  加工条件 ,  時間軸
準シソーラス用語： 形状

分類 (2件)： 射出成形  (YH04050Y) ,  欠陥  (YH02040Z)

引用文献 (40件)：

• 1) 井ノ山達也,高原忠良,水野高志,古橋洋,山田和慶,小山弘:成形加工’06,261(2006)
• 2) 菊池博之,小山清人:成形加工,7,63(1995)
• 3) 佐藤和人,松原永治,山部昌:成形加工,19,111(2007)
• 4) Jansen, K. M. B. : Int. Polymer Proc., 13, 309(1998)
• 5) 館山弘文,土屋淳志,小山清人:成形加工,14,694(2003)

タイトルに関連する用語 (6件)： 射出成形 ,  成形不良 ,  現象 ,  対策 ,  反り ,  抑止