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J-GLOBAL ID：200902276809764564   整理番号：09A0640668

電力会社の配電設備アラカルト 3 電線・ケーブルの技術的変遷

著者 (1件)： 工藤英明 (東北電力)
資料名： 電気設備学会誌  (Journal of the Institute of Electrical Installation Engineers of Japan)
巻： 29  号： 6  ページ： 410-413  発行年： 2009年06月10日 
JST資料番号： G0947B  ISSN： 0910-0350  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電力会社で使用中の架空配電線と地中ケーブルの技術的変遷を紹介した。架空配電線は1976年に電気設備の技術基準改正で裸電線の使用禁止となるまでの裸電線を絶縁電線に代えた。また,難着雪電線も導入された。腐食因子を含む雨水等の電線内部への進入を防ぐ構造の耐候性(耐腐食性)電線も導入された。更に,強風地域や太物電線施設時の風圧荷重の低減のため絶縁体表面に突起や溝,ディンプル等の凹凸を設けた低風圧電線も開発・導入された。一方で,地中配電線としては,合成化学技術の進歩を受けて架橋ポリエチレン絶縁ケーブルや,絶縁体に水分が入らない乾式架橋ケーブルの開発・導入があった。更に,内部半導電層・絶縁体・外部半導電層の三層同時押出方式のケーブル(E-EタイプCVTケーブル)も開発・導入された。

シソーラス用語： *架線 ,  *地中ケーブル ,  絶縁電線 ,  着雪 ,  耐候性 ,  風圧 ,  XLPE ,  層
準シソーラス用語： *架空電線 ,  架橋ポリエチレン ,  半導電層

分類 (2件)： 電線・ケーブル  (NA05020S) ,  電力線路要素・工事  (NB05020V)

引用文献 (3件)：

• 電力用規格C-2024難着雪形絶縁電線. 1986, 1, 7-10
• (社) 日本電線工業会. 電線時報. 2008, 12月号, 12
• 電気協同研究. 1987, 43, 2, 12-13

タイトルに関連する用語 (4件)： 電力会社 ,  配電設備 ,  電線 ,  ケーブル