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J-GLOBAL ID:200902276920103658   整理番号:09A0536968

組織工学足場としてブタの無細胞性角膜基質を調製するためのホスホリパーゼA2の使用

The use of phospholipase A2 to prepare acellular porcine corneal stroma as a tissue engineering scaffold
著者 (10件):
資料名:
巻: 30  号: 21  ページ: 3513-3522  発行年: 2009年07月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は組織工学のために,ホスホリパーゼA2(PLA2)を用いたブタの無細胞性角膜基質(APCS)の調製法を開発する事である。APCSは,200U/mlのPLA2および0.5%デオキシコール酸ナトリウム(SD)で処理したブタの天然角膜(NPC)から調製した。NPCと比べて,全ヒドロキシプロリンとグリコサミノグリカンの80%がAPCS中に保持された時に脱細胞化効率を表わすDNA含量の除去は91%にまで達した。残存性PLA2およびSDは,それぞれ0.35±0.04U/mg乾燥重量と4.3±0.8ng/mg乾燥重量であった。APCSの抽出物は角膜上皮および内皮細胞ならびに角膜実質細胞に抑制的影響を及ぼさなかった。APCSの皮下埋め込み術後2週間で,好中球性白血球あるいは単核白血球の浸潤の徴候はなかった。調製したAPCSはNPCと同様の光線透過率を示した。APCSおよびNPC間の面積率および曲率変動において有意差は認められなかった。ウサギに層状角膜を移植したときに,APCS移植片は8±2日で完全に上皮化され,その透明度は84±11日で復元し,その時APCSを移植した角膜の光線透過率は天然の角膜と比べて有意差を示さなかった。角膜の新血管形成,角膜の変形および移植片の性能低下は,12か月以内では観察されなかった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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医用素材  ,  生体代行装置 
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