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J-GLOBAL ID:200902276923864242   整理番号:08A0258832

エストラジオールは,分化NG108-15ニューロン細胞でエストロゲン受容体-α mRNAの選択的スプライシングを調節する

Estradiol regulates alternative splicing of estrogen receptor-α mRNA in differentiated NG108-15 neuronal cells
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資料名:
巻: 82  号: 13-14  ページ: 692-698  発行年: 2008年03月26日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エストロゲンの生物学作用は,エストロゲン受容体の2つの異なるタイプ,ER-αとER-βとの相互作用を介してほとんど伝えられる。ER-αに関連して,選択的にスプライスされた型とその翻訳産物であるtruncated estrogen receptor product-1(TERP-1)が,ラット下垂体で確認された。TERP-1は,野生型ERでヘテロ二量体を形成することにより,DNA応答要素へのER結合を阻害する能力がある。さらにTERP-1発現は,血清エストロゲン濃度と同時に上昇した。エストロゲンも中枢神経系で重要な役割を果たすが,選択的にスプライスされたER-α mRNA発現の存在と調節機構はまだ分かっていない。本試験はER-α遺伝子の選択的にスプライスされた型の発現を評価し,分化NG108-15ニューロン細胞における発現に対する代表的ERリガンド,17β-エストラジオール(E2)の影響を調べた。マウスER-α遺伝子のエクソン3~4,4~5,5~6,6~7,7~8へと増幅するよう設計されたプライマーセットを使うリアルタイムRT-PCR分析は,選択的にスプライスされたER-α mRNAとエクソン4と5の間に位置する推定上の転写開始位の存在を明らかにした。E2はER-α mRNAの全体的発現に明らかな影響がなかったが,ER-αの選択的にスプライスされた型の発生率を低下させた。E2によるダウンレギュレーションは核ERへの結合を介して主に生じた。本試験は選択的にスプライスされたER-α mRNAが分化NG108-15ニューロン細胞で発現し,ERのリガンド結合活性化を介するER-αの機能的アップレギュレーションの証拠となることを実証した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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