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J-GLOBAL ID：200902277061545984   整理番号：08A0596680

成長因子誘導ステロール調節要素結合蛋白質のリン酸化はSUMO化を阻害し結果として標的遺伝子である低密度リポ蛋白質の発現と脂質合成を促進する

Growth Factor-induced Phosphorylation of Sterol Regulatory Element-binding Proteins Inhibits Sumoylation, Thereby Stimulating the Expression of Their Target Genes, Low Density Lipoprotein Uptake, and Lipid Synthesis

著者 (7件)： ARITO Mitsumi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HORIBA Taro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HACHIMURA Satoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  INOUE Jun (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  INOUE Jun (Basic Res. Activities for Innovative Biosciences, Tokyo, JPN) ,  SATO Ryuichiro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SATO Ryuichiro (Basic Res. Activities for Innovative Biosciences, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 22  ページ： 15224-15231  発行年： 2008年05月30日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 成長因子に応答したステロール調節要素結合蛋白質(SREBP)のリン酸化とSUMO化情報伝達調節系をCOS1細胞で調べた。リン酸化部位のSer455をAlaに置換したSREBP2は,SUMO化が促進され,またIGF処理ではSREBPのリン酸化の増加に伴いSUMO化が抑制された。SREBPのSUMO化により,ヒストンデアセチラーゼHDAC3を含むコリプレッサーの結合が誘導され,SREBPの転写活性が抑制された。HepG2細胞においてHDAC3を阻害すると,LDL受容体の発現およびLDLの取込が抑制され,成長因子の受容体情報伝達系介在るSREBPリン酸化のSUMO化の阻害し,下流遺伝子の転写活性化による脂質取込と合成を促進を示唆した。

シソーラス用語： HepG2細胞 ,  LDL受容体 ,  *転写因子 ,  ヒストンデアセチラーゼ ,  COS細胞 ,  *ユビキチン化 ,  *ソマトメジン ,  IGF受容体 ,  細胞情報伝達 ,  *LDL【リポタンパク質】 ,  アップレギュレーション ,  リポゲネシス
準シソーラス用語： COS1細胞 ,  *SREBP ,  *SUMO化 ,  ヒストンデアセチラーゼ3

分類 (2件)： サイトカイン  (EB08090G) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (11件)： 成長因子 ,  誘導 ,  ステロール調節要素結合蛋白質 ,  リン酸化 ,  SUMO化 ,  阻害 ,  標的遺伝子 ,  低密度リポ蛋白質 ,  発現 ,  脂質合成 ,  促進