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J-GLOBAL ID：200902277102283299   整理番号：09A1067985

黒潮・黒潮続流域におけるマイワシ仔魚の輸送・水温環境の年々変動

著者 (8件)： 山脇有紗 (東大 海洋研) ,  小松幸生 (東大 海洋研) ,  清水学 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  瀬藤聡 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  安倍大介 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  高須賀明典 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  伊藤幸彦 (東大 海洋研) ,  安田一郎 (東大 海洋研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2009  号： 春季  ページ： 72  発行年： 2009年03月23日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北西太平洋においてマイワシの資源量は経年的に大きく変動している。その原因として資源加入量の変動が考えられ,これには発生初期段階の仔稚魚期での生残率が決定要因として重要であるとの指摘がある(Watanabe et al.,1995)。従来の研究で,北西太平洋域の海洋環境とマイワシ仔魚の生残には強い相関関係があることが示されている(e.g.,Noto and Yasuda,1999;Chavez et al.,2003;Nishikawa and Yasuda,2008)。しかし,海洋環境がどういつだ機構でマイワシ仔魚の生残に影響を及ぼし,生残率の年々変動が生じているのかについては,マイワシの主産卵場である本州南方海域から生息場の黒潮親潮移行域に至る黒潮・黒潮続流域の海洋環境の実態の詳細が不明なこともあり,未解明な点が多い。本研究では,黒潮・黒潮続流域におけるマイワシ仔魚の生残に関わる輸送過程を明らかにすることを目的として,渦解像の海洋データ同化モデルをベースに粒子輸送実験を実施して,マイワシ仔魚の輸送環境と水温環境の年々変動を調べた。(著者抄録)

シソーラス用語： 黒潮 ,  *マイワシ ,  *稚魚 ,  年年変動 ,  *変動 ,  海洋モデル
準シソーラス用語： 黒潮続流 ,  *仔魚 ,  *生残 ,  *輸送過程 ,  *海洋環境変動

分類 (2件)： 研究開発  (FA01030T) ,  海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 黒潮 ,  黒潮続流域 ,  マイワシ ,  仔魚 ,  輸送 ,  水温 ,  環境 ,  年々変動