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J-GLOBAL ID:200902277140250663   整理番号:09A0775931

Au触媒作用を経るピペリジン-4-オンへの二段階形式[4+2]アプローチ

A Two-Step, Formal [4 + 2] Approach toward Piperidin-4-ones via Au Catalysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 131  号: 24  ページ: 8394-8395  発行年: 2009年06月24日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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末端三重結合を持つその場生成第三アニリンN-オキシドからα-オキソ金カルベン中間体を生じさせた経験から,3-ブチニル基を持つ第三脂肪族アミンN-オキシドから,同じ様な金触媒分子内アルキン酸化でα-オキソ金カルベン(B)の生成を構想した。次いで,B中のアミンα-水素がヒドリドの形態で金カルベンに移動して,求電子性イミニウムと求核性金エノラートを持つ中間体Cを形成する。この中間体Cが環化してピペリジン-4-オンを生じる。即ち,第三アミンから二段階,形式[4+2]アプローチで合成的に有用なピペリジン-4-オンの簡易合成を構想した。そこで,N-(3-ブチニル)ピペリジンをモデル化合物に,0°C塩化メチレン中のワンポット順序方式でm-CPBA酸化,引き続いてのPh3PAuNTf2による金触媒反応により,二環性ピペリジン-4-オンを高収率で得た。次いで一連の第二アミンの形式[4+2]反応を行わせて,好ましい位置選択性とジアステレオ選択性で目標物を54~79%収率で得た。この様にして二段階継続の[4+2]方式のピペリジノン合成法を完成し,これを(±)-セルミジン全合成に適用して63%収率で目標物を得た。
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分類 (2件):
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ピリジンのその他の縮合誘導体  ,  貴金属触媒 
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