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J-GLOBAL ID：200902277147183422   整理番号：08A0293069

耐熱性を改善した混成PMMA-PCマイクロチップを用いる連続流ポリメラーゼ連鎖反応

Continuous flow polymerase chain reaction using a hybrid PMMA-PC microchip with improved heat tolerance

著者 (4件)： SUN Yi (National Inst. of Education, Nanyang Technological Univ., SGP) ,  SATYANARAYAN M.v.d. (National Inst. of Education, Nanyang Technological Univ., SGP) ,  NGUYEN Nam Trung (School of Mechanical and Aerospace Engineering, Nanyang Technological Univ., SGP) ,  KWOK Yien Chian (National Inst. of Education, Nanyang Technological Univ., SGP)
資料名： Sensors and Actuators. B. Chemical  (Sensors and Actuators. B. Chemical)
巻： 130  号： 2  ページ： 836-841  発行年： 2008年03月28日 
JST資料番号： T0967A  ISSN： 0925-4005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,高分子材料がポリメラーゼ連鎖反応(PCR)マイクロチップの製造のためのより汎用性代替品として研究されている。ポリ(メタクリル酸メチル)(PMMA)は機械的安定性が高く,化学特性が良好で,より重要なことは安価で簡単な炭酸ガスレーザアブレーションに適しているので良い基板材料であるが,ガラス転移点TgがPCRの変性温度のすぐ上の105°Cと低く,結合の完全性を損なう。ポリカーボネート(PC)はTgが150°Cと高くPCRマイクロチップの基板によいが,熱特性が炭酸ガスレーザに適さず,より高価なエキシマレーザを用いる必要がある。今回,炭酸ガスレーザアブレーションを用いてマイクロチャネルを作成したPMMA基盤上にPCカバー板を結合したPMMA-PC複合マイクロチップを開発した。この複合マイクロチップは耐熱性が改善され,変性温度でも結合完全性を保持した。PMMA-PCマイクロチップでのDNA増幅がPMMA-PMMAマイクロチップよりもより効率的に行なわれた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *PCR法 ,  *チップ ,  炭酸ガスレーザ ,  *ポリメタクリル酸メチル ,  レーザアブレーション ,  流体回路 ,  *ビスフェノールAポリカーボネート ,  カバー ,  耐熱性 ,  ガラス転移点 ,  熱変性 ,  遺伝子増幅 ,  *マイクロチップ ,  分子遺伝現象

分類 (2件)： 遺伝子の複製  (EC02030F) ,  実験操作・装置(化学一般)  (CA02000Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 耐熱性 ,  PMMA ,  PC ,  マイクロチップ ,  連続流 ,  ポリメラーゼ連鎖反応