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J-GLOBAL ID：200902277219096716   整理番号：08A1126746

イチゴ生産システムと販売戦略 イチゴ生産の最新研究情報-その2 一季成りイチゴを用いた夏秋どり技術

著者 (2件)： 矢野孝喜 (農研機構 東北農業研究セ) ,  山崎篤 (農研機構 東北農業研究セ)
資料名： 施設と園芸
号： 143  ページ： 22-28  発行年： 2008年10月30日 
JST資料番号： L4219A  ISSN： 0912-666X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本記述は,一季成りイチゴを用いた夏秋どり技術について,これまでと今後の研究についてまとめたものである。夏秋どり栽培についてこれまで行われてきた研究は,短日処理による秋どり栽培,越年株を利用した春夏どり栽培,越年苗を利用した夏どり栽培,長期株冷栽培であった。長期株冷栽培は,花芽を持った株を掘り上げて冷蔵し,定植,収穫する方法で労力が大きいわりに低収量で安定性が低い等の理由で衰退しているが,計画収穫も可能であることから促成栽培向け品種の検討も行っている。今後の研究として冷蔵苗の短所に対応した作型の開発が必要と考え,移動栽培ベンチを利用して改植を行う周年多収栽培技術の開発を進めている。

シソーラス用語： *イチゴ ,  *技術
準シソーラス用語： *栽培技術 ,  *一季成りイチゴ

分類 (1件)： 果樹  (FC03042G)

引用文献 (12件)：

• 熊倉裕史, 宍戸良洋, 佐藤孝夫. 1992. イチゴの花芽分化及び果実肥大に関する研究. 第5報育苗期の遮光・短日処理が花芽分化に及ぼす影響. 東北農業研究45, 229-230.
• 古谷茂貴, 浜本浩, 安場健一郎. 1999. 寒冷地における短日処理がイチゴの早生品種の収穫期に及ぼす影響. 園学雑68別1, 249.
• Jonkers, H. 1965. On the Flower Formation, the Dormancy and the Early Forcing of Strawberries. Meded. Laundbouwhogeschool Wageningen 65, 1-59.
• 山崎 篤, 矢野孝喜, 長菅香織, 稲本勝彦, 山崎博子. 2008. 一季成り性イチゴの短日下における花芽分化可能な温度. 園学研7 (別1), 175.
• 山崎浩道, 濱野 恵, 今田成雄. 2004. 短日処理時の昇温抑制法が10・11月どりイチゴの開花, 収量等に及ぼす影響. 東北農業研究57, 191-192.

タイトルに関連する用語 (3件)： イチゴ ,  販売戦略 ,  研究