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J-GLOBAL ID：200902277363149778   整理番号：08A0983419

発芽前茶米モミガラにおける新規生物活性アシル化ステリルグルコシドの構造解析

Structural analysis of novel bioactive acylated steryl glucosides in pre-germinated brown rice bran

著者 (9件)： USUKI Seigo (Medical Coll. of Georgia, GA) ,  ARIGA Toshio (Medical Coll. of Georgia, GA) ,  DASGUPTA Somsankar (Medical Coll. of Georgia, GA) ,  KASAMA Takeshi (Tokyo Medical and Dental Univ., Tokyo, JPN) ,  MORIKAWA Keiko (FANCL Corp., Yokohama, JPN) ,  NONAKA Shota (FANCL Corp., Yokohama, JPN) ,  OKUHARA Yasuhide (FANCL Corp., Yokohama, JPN) ,  KISE Mitsuo (FANCL Corp., Yokohama, JPN) ,  YU Robert K. (Medical Coll. of Georgia, GA)
資料名： Journal of Lipid Research  (Journal of Lipid Research)
巻： 49  号： 10  ページ： 2188-2196  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： H0071B  ISSN： 0022-2275  CODEN： JLPRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 発芽前茶米モミガラからアクチベータ脂質を単離し,その構造特性を調べ,それがアシル化ステリルグルコシド(ASG)であることを明らかにした。単離はシリカゲルによるクロマトグラフィーで行い,化学構造はNMR,GC-MSなどで決定した。生物学的に活性な成分はアシル化ステリルβ-グルコシドの混合物であった。ASGの構成成分としてはΔ8-コレステロールおよび2-ヒドロキシステアリン酸である。ステリルグルコシドをアルカリ水解するとそのアクチベータとしての活性は消失した。大豆由来のASGには活性は認められない。本実験を通じて,発芽前茶米モミガラの抗糖尿病効果には,ASGの分子種が重要な寄与をしているものと考えられた。

シソーラス用語： 籾殻 ,  グルコシド ,  *構造解析 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  GC-MS分析 ,  Na,K-ATPアーゼ ,  *糖脂質 ,  LC-MS分析 ,  薄層クロマトグラフィー ,  酵素活性度 ,  ステロール ,  遊離脂肪酸 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン

分類 (1件)： 糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

物質索引 (1件)： ホモシステイン

タイトルに関連する用語 (6件)： 発芽 ,  茶 ,  モミガラ ,  生物活性 ,  アシル化 ,  構造解析