抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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将来のユビキタス環境では,多種の機器・機能を利用した,コンテクストアウェアサービス実現が期待されている。そのためには,状況に応じてサービスコンポーネントを動的に発見,バインドするサービス合成技術がキーとなる技術と考えている。コンテクストには短期的な状況と長期的な嗜好という二つの側面があるが,筆者らは,抽象的サービスシナリオを用いて一つのシナリオで状況に応じたコンポーネントを選択可能にし,ユーザ群の利用履歴を用いたサービスシナリオを自動生成することでユーザ群の嗜好に適応する,サービス合成フレームワークを検討している。本論文は,特に,後者のサービスシナリオの自動生成を対象にしており,ユーザ利用履歴に基づくサービスコンポーネント間評価値に着目して,サービスシナリオを交叉して新たなサービスシナリオを生成する方式を提案する。更に,シミュレーション実験により,提案方式の有効性を示す。(著者抄録)