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J-GLOBAL ID:200902277442178783   整理番号:09A0903845

trans-1,2-ビス(2-ピリジル)エチレン及び2,4-ジニトロフェニルヒドラジン-含浸シリカを含む二重ベッドサンプリングカートリッジを用いたオゾン及びカルボニル化合物の改良測定

Improved Measurement of Ozone and Carbonyls Using a Dual-Bed Sampling Cartridge Containing trans-1,2-Bis(2-pyridyl)ethylene and 2,4-Dinitrophenylhydrazine-Impregnated Silica
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  号: 15  ページ: 6552-6557  発行年: 2009年08月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カルボニル化合物の測定については,2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)による誘導体化とそれに続く高速液体クロマトグラフィック分離をベースにした方法が広く用いられているが,空気試料中に存在するオゾンまたは二酸化窒素による化学的干渉が同定に影響を及ぼす。著者らは,以前に空気中のオゾンとカルボニル化合物を同時定量するためにtrans-1,2-ビス-(4-ピリジル)エチレン(4-BPE)とDNPHを用いる二重ベッドカートリッジ法を開発しているが,この方法には溶離物に対する長い反応時間,DNPH誘導体の低い溶解度,強い大気湿度依存性という問題がある。本研究では,4-BPEの代わりにtrans-1,2-ビス-(2-ピリジル)エチレン(2-BPE)を用いたところ,ピリジン-2-アルデヒド(2PA)を生成させるために2-BPEを用いたときのオゾンの反応効率は,4-BPEを用いたときよりも高い。最適条件ではDNPHと2PA及びピリジン-4-アルデヒドの反応時間は15及び120min以内であり,2-BPEは相対湿度32%で最大の反応効率84%を示したが,4-BPEでは,相対湿度49%で最大反応効率82%を示した。オゾンと2-BPEの反応における湿度の影響は小さく,相対湿度18%以上ではオゾンと2-BPEの反応効率が80~84%の範囲にあった。
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分類 (4件):
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無機化合物一般及び元素  ,  脂肪族化合物一般  ,  分析化学一般  ,  大気中の汚染物質のクロマトグラフィー,電気泳動分析 
物質索引 (8件):
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