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J-GLOBAL ID:200902277503476197   整理番号:09A0670878

躍進するマイクロカプセルの最前線 有機シラン/アルギン酸複合膜を有するマイクロカプセルの調製

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資料名:
巻: 54  号:ページ: 537-542  発行年: 2009年07月01日 
JST資料番号: F0134A  ISSN: 0387-1037  CODEN: CMNGA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,APTESとアルギン酸を複合した壁膜を有するマイクロカプセルの新しい調製法と固定化酵素への利用可能性について紹介した。Algカプセルのアルギン酸壁膜とAPTESの複合反応を検討した結果,Algカプセル壁膜の経時的な収縮がみられた。また,アルギン酸壁膜に複合されたAPTESのアミノ基量も経時的に増加した。これらの結果より,APTESがアルギン酸壁膜に複含することが分かった。また,APカプセルにFDHを固定化した結果,固定化したFDHは活性を有することが確認された。FDHの固定化収率および活性収率はカプセル径に大きく影響を受けることがわかった。また,APカプセルの繰り返し利用の性能を評価した結果,APカプセルではFDHの漏出は見られなかった。このように本研究で検討したAPカプセルは簡便かつ容易に作成が可能であり,Algカプセルでは内包できなかった分子範囲への展開が可能である。最初に述べたように,カプセルの利用に際しては用途に応じた膜素材の選択が重要であり,本稿で紹介したAPカプセルは従来法と共に有望な選択肢の一つになると期待される。
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分類 (2件):
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培養工学一般  ,  膜分離 
タイトルに関連する用語 (5件):
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