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J-GLOBAL ID:200902277539267012   整理番号:09A0307906

DNA損傷に応答したEwing肉腫蛋白質(EWS)およびEWS-Fli1のリン酸化

Phosphorylation of Ewing’s sarcoma protein (EWS) and EWS-Fli1 in response to DNA damage
著者 (4件):
資料名:
巻: 418  号:ページ: 625-634  発行年: 2009年03月15日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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EGFに応答してリン酸化を受ける蛋白質を質量分析計を用いて同定し,そのリン酸化調節機構を解析した。その結果,EWSを同定した。EWSの置換変異体を用いた解析から,Thr79がリン酸化に重要であることが分かった。そこで,Thr79のリン酸化に寄与するアゴニストを探索し,アルキル化剤メチルメタンスルホン酸(MMS)を同定した。様々な阻害剤を用いてMMSによるリン酸化調節機構を調べたところ,JNKおよびDNA損傷シグナル伝達系の構成因子ATMおよびATRがMMSによるリン酸化に重要であることが分かった。発癌性EWS-Fli1融合蛋白質のThr79のリン酸化調節機構も同様に調べたが,EWSとは異なりp38 MAPKがリン酸化に重要であった。さらに,EWSとEWS-Fli1を発現した細胞ではEWS-Fli1の方がMMSにより強くリン酸化され,EWSとEWS-Fli1が異なる活性調節を受けることが分かった。この相違点がEWS-Fli1の発癌性に寄与する可能性が示唆された。
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分類 (2件):
分類
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分子遺伝学一般  ,  発癌機序・因子 
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