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J-GLOBAL ID:200902277936803966   整理番号:08A0735165

深さ認識に貢献する要因:逆遠近幻想における挙動研究

Factors contributing to depth perception: behavioral studies on the reverse perspective illusion
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号: 3/5  ページ: 397-405,PLATE XIII  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: T0589A  ISSN: 0169-1015  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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線形遠景法のルールは初期ルネッサンスにおいて定式化され,絵画における手法の革新をもたらした。その後の芸術はそれを誇張したり(シュルレアリズム),部分的に弱小化したり(キュビズム),反逆したり(フラティズム)という発展を辿ったが,深さの幻想を与えることは常に2D芸術における中心課題であった。多数の遠近法の変形が試みられたが,1989年にロンドンの画家Patrick Hughesは遠近法に新たな次元を加えることに成功した。絵の裏面から1または2フィート拡張した浮き彫りキャンバスを用いて,遠近手がかりを意図的に逆転することにより,遠方の物体が鑑賞者に向かって突き出るようにする。これにより,不思議な視覚的幻想が得られることを発見した。この逆遠近法幻想トリックはインタラクティブアーツの新しいジャンルとして開発され,商業的にも成功している。逆遠近法の本質は深さ逆転である。これは穴マスク錯覚と類似したものであるが,鑑賞者の動きにつれて,動き幻想を与えることができる。これを用いて,本論文では,深さ認識を考察した。深さ手がかりの量を変えることにより,幻想の強さを調整できる。そして,鑑賞者から幻想が見られる条件を知ることができる。そのための実験を行った。図的手がかりを系統的に変化させることにより,条件を探った。個々の物体の影,背景への物体の影,他の物体への影,物体間ならびに物体内の形遠近手がかりなどにより幻想が大きく左右されることを発見した。
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分類 (3件):
分類
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図形・画像処理一般  ,  視覚モデル  ,  応用心理学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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