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J-GLOBAL ID:200902278001719483   整理番号:09A0719713

小麦新品種「キヌヒメ」について

A New Wheat Cultivar “Kinuhime”
著者 (13件):
資料名:
号: 50  ページ: 32-39  発行年: 2009年03月19日 
JST資料番号: S0590B  ISSN: 0389-9470  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「キヌヒメ」は1988年,長野県農事試験場麦類育種指定試験地において東山18号(越冬性高く,多収,良質系統)の早生化,穂発芽性の強化を育種目標として,関東95号/東山18号//ニシカゼコムギ(長交小776)の交配を行い,bulbosum法による半数体育種法により固定し,選抜を図り育成した。小麦農林148号として農林登録され,長野県,奈良県で奨励品種として採用された。この品種は,次の様な特徴がある。1.播性の程度は“IV”で,出穂期は「シラネコムギ」より早く,4日程度早熟である。2.稈の剛柔は“やや剛”で倒伏に強い。3.収量性はシラネコムギよりわずかに多収である。4.粒型および粒大は“中”で,外観品質は優れる。5.耐寒性は“やや強”で「フクホコムギ」より優れる。6.耐うどんこ病は“強”で「シラネコムギ」より優れる。7.穂発芽性は“難”で「シラネコムギ」・「フクホコムギ」より優る。8.製粉歩留・製粉性は良好で,粉の色は白く,ゆでうどんの官能評価は「シラネコムギ」と同等かそれ以上優れる。「キヌヒメ」の適地は関東北部,東山地方,東北南部の小雪地帯である。(著者抄録)
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分類 (2件):
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作物の品種  ,  麦 
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