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J-GLOBAL ID：200902278187305713   整理番号：09A0157307

海藻廃棄物の処理に利用するアルギン酸塩分解性細菌の分離および特性化

Isolation and characterization of alginate-degrading bacteria for disposal of seaweed wastes

著者 (5件)： TANG J.-C. (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  TANIGUCHI H. (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  CHU H. (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  ZHOU Q. (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  NAGATA S. (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Letters in Applied Microbiology  (Letters in Applied Microbiology)
巻： 48  号： 1  ページ： 38-43  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： C0081C  ISSN： 0266-8254  CODEN： LAMIE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ワカメの廃棄物から分離したアルギン酸塩分解性細菌の特性を調べた。16S rDNA解析の結果,分離株はGracilibacillus属に属し,G.halotoleransと99%の配列類似性を示した。5g/lのアルギン酸ナトリウムを加えた培地で増殖させた分離株は,pH8.5~9.5,0.5モル/lのNaCl,温度30°Cおよび栄養素として2~5g/lのポリペプトン含有のときに最適な増殖を示した。ワカメ廃棄物中のアルギン酸塩の初期含有率36%は,上記菌株で処理した72時間後に14.3%にまで低下した。以上の結果はGracilibacillus属の分離株が堆肥化過程でアルギン酸塩をオリゴ糖に分解することを示した。

シソーラス用語： アルギン酸 ,  微生物分解 ,  *海藻 ,  *廃棄物処理 ,  *グラム陽性菌 ,  ワカメ ,  rRNA ,  ヌクレオチド配列 ,  相同性 ,  系統発生 ,  12S rRNA ,  アルギナート ,  核酸配列相同性 ,  *微生物 ,  隠花植物 ,  チガイソ科
準シソーラス用語： アルギン酸塩 ,  Gracilibacillus ,  ヌクレオチド配列相同性

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  海藻類  (FH02040G) ,  産業廃棄物処理  (SC05040Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 海藻 ,  廃棄物 ,  アルギン酸塩 ,  分解性 ,  細菌 ,  特性化