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J-GLOBAL ID:200902278297054538   整理番号:08A1196883

成長中の霜華の化学組成とエアロゾル生成と臭素活性化に対するその意味

Frost flower chemical composition during growth and its implications for aerosol production and bromine activation
著者 (6件):
資料名:
巻: 113  号: D21  ページ: D21304  発行年: 2008年03月08日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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霜華は,極地の冬季に大気への海塩エアロゾルの主なソース及び極地の春季の反応性臭素のソースになると提唱されている.しかしながら,そのバルクの化学組成あるいは微構造についてはほとんど知られていないが,これらは,エアロゾルを生成する能力に影響し,大気との交換のための化学的反応表面を与える可能性がある二つの重要な要因である.そこで,アラスカ北部沖の海氷から採取した28試料の霜華と霜華の一部を化学分析した.その結果は,新しく成長した海氷上に存在する塩水を逃がす氷核を形成する水蒸気沈降を示唆する霜華に対する提示メカニズムを支持する.また,凍結海氷近傍からの霜華と海水中の硫酸塩濃縮係数(塩化物に関する)の大きい変動を測定した.硫酸塩の変動は,硫曹鉱の沈殿(Na2SO4・10H2O)が霜華の成長の際に起きている.霜華によって逃がし出した塩水は典型的に硫酸塩が減少し,霜華は南極で観測した硫酸塩の減少したエアロゾルに関係するという理論と一致している.霜華で測定した臭化物の濃縮係数は,海水組成の誤差範囲にあり,霜華からの臭化物の直接反応消失を制約している.化学組成測定と温度観測を結合し,霜華微構造発達に対する可能なシナリオの概念モデルを創造した.(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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粒状物調査測定  ,  対流圏・成層圏の地球化学  ,  雪氷学 

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