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J-GLOBAL ID：200902278357466261   整理番号：08A0937817

多孔質媒質中のテトラヒドロフラン包接水和物の周期的層状パターン形成

Formation of Periodic Layered Pattern of Tetrahydrofuran Clathrate Hydrates in Porous Media

著者 (4件)： NAGASHIMA Kazushige (Meiji Univ., Kawasaki, JPN) ,  SUZUKI Takahiro (Meiji Univ., Kawasaki, JPN) ,  NAGAMOTO Masaki (Meiji Univ., Kawasaki, JPN) ,  SHIMIZU Tempei (Meiji Univ., Kawasaki, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 112  号： 32  ページ： 9876-9882  発行年： 2008年08月14日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モデル系として平均直径2μmの球状ガラスビーズと化学量論テトラヒドロフラン(THF)-水溶液の混合物中THF包接水和物の指向性水和結晶成長をその場観察した。更に,多孔質媒質のサイズ効果を試験するため,50μmガラスビーズを使用した。50μmビーズを含む混合物中で散在性細孔空間型水和物が生成することを示した。しかしながら,2μmの球状ガラスビーズを含む混合物中で純水和物層はビーズ押込み(水和物の凍上)を形成した。成長が進行すると共に新しい層が繰り返し形成され,偶発的に周期的層状パターン形成を導いた。成長速度が増すと,水和物層の厚さと隣接層間の間隔は共にべき乗則にしたがって減少した。また,印加する温度勾配及び溶液とガラスビーズの重量比の効果を系統的に調べた。更に,モデル実験の天然メタンハイドレート生成への適用の可能性を考察した。

シソーラス用語： *環状エーテル ,  水和物 ,  *包接化合物 ,  多孔質体 ,  細孔構造 ,  ガラスビーズ ,  サイズ効果 ,  *結晶成長 ,  その場観察 ,  押込 ,  凍上 ,  周期構造 ,  層状組織 ,  パターン形成 ,  成長速度 ,  温度勾配 ,  ガスハイドレート ,  インターカレーション ,  化学量論 ,  メタンハイドレート ,  べき乗則
準シソーラス用語： 層状構造

分類 (1件)： 分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： テトラヒドロフラン

タイトルに関連する用語 (6件)： 多孔質 ,  媒質 ,  テトラヒドロフラン ,  包接水和物 ,  層状 ,  パターン形成