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J-GLOBAL ID：200902278420555121   整理番号：09A0505911

事例から見る 樹脂成形の微細・高付加価値技術 事例7 高速ヒートサイクル成形技術の効果と展開

著者 (1件)： 佐藤義久 (小野産業 テクニカルセ)
資料名： 型技術  (Die and Mould Technology)
巻： 24  号： 7  ページ： 050-054  発行年： 2009年06月01日 
JST資料番号： X0147A  ISSN： 0912-5582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小野産業社の短時間に射出成形金型の加熱・冷却を行って,成形品の表面欠陥(フローマークやウェルドマーク)と金型の転写性の問題を解決する高速ヒートサイクル成形技術を紹介した。本成形では射出工程前に金型を100~150°Cに加熱して,その後40~60°Cまで冷却するサイクルを一般の射出成形のサイクル時間とほぼ同じ時間で行った。この高速ヒートサイクル成形のための要素技術(温度調整装置,金型,射出成形機)について解説した。さらに,本技術を用いることによる6つの効果(ウェルドマークの解消,良好なシボ転写性,表面光沢の向上,ガラス繊維やフィラーの露出なし,薄肉高剛性化,塗装省略による環境負荷の軽減)を説明して,最後に本技術の今後の展開について述べた。

シソーラス用語： *プラスチック成形 ,  *射出成形 ,  *金型 ,  *熱サイクル ,  ウェルドマーク ,  加工欠陥 ,  転写 ,  表面構造 ,  光沢 ,  環境保全 ,  付加価値 ,  部品 ,  ガラス繊維 ,  繊維強化熱可塑性プラスチック ,  ABS樹脂 ,  ポリアミド
準シソーラス用語： フローマーク

分類 (1件)： 射出成形  (YH04050Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 樹脂成形 ,  微細 ,  高付加価値 ,  ヒートサイクル ,  展開