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J-GLOBAL ID：200902278545938529   整理番号：09A0345318

カーボン・ナノコーンの電子的特性と電界放出特性:密度汎関数理論的解析

Electronic and Field Emission Properties of Carbon Nanocones: A Density Functional Theory Investigation

著者 (6件)： QU Chao Qun (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  QIAO Liang (Changchun Univ., Changchun, CHN) ,  WANG Chun (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  YU Shan Sheng (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  ZHENG Wei Tao (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  JIANG Qing (Jilin Univ., Changchun, CHN)
資料名： IEEE Transactions on Nanotechnology  (IEEE Transactions on Nanotechnology)
巻： 8  号： 2  ページ： 153-158  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： W1355A  ISSN： 1536-125X  CODEN： ITNECU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数理論計算により,CNC(カーボン・ナノコーン)の電子的構造と電界放出特性を解析した。CNCは,その小サイズと高い剛性により,走査型プローブの先端部や電子の電界エミッタとして理想的である。CNCのユニークな電子的特性は,円錐の頂点にあるカーボン原子の五角形のリング欠損がもたらしているが,それらの欠損がどのように放出特性に影響するかに焦点をあてた研究はなかった。今回,様々な種類のCNCの凝集エネルギーと生成エネルギーは円錐角に依存する一方で,仕事関数,状態の局部的密度,電荷の再分布,電界放出パターンは,円錐頂点の五角形のリングの位置によって決定されるCNCの形態に対して敏感であることが判明した。特に,円錐頂点に3つの五角形リングを持つナノコーンが最も良好な電界放出特性を示した。

シソーラス用語： ナノ構造 ,  *電界放出 ,  走査型プローブ顕微鏡 ,  電極 ,  多角形 ,  凝集エネルギー ,  仕事関数 ,  電荷 ,  頂点 ,  炭素材 ,  *密度汎関数法 ,  *ナノコーン ,  円錐角 ,  五角形
準シソーラス用語： カーボン材料 ,  電界エミッタ

分類 (1件)： 熱電子放出,電界放出  (BM09020S)

タイトルに関連する用語 (6件)： カーボン ,  ナノコーン ,  電子 ,  電界放出 ,  密度汎関数理論 ,  解析