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J-GLOBAL ID:200902278578364102   整理番号:09A1124596

イオン性ガスのための透過膜キャパシタンスセンサー 全有機炭素の測定への応用

A permeable membrane capacitance sensor for ionogenic gases Application to the measurement of total organic carbon
著者 (2件):
資料名:
巻: 652  号: 1-2  ページ: 245-250  発行年: 2009年10月12日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ユニークなセンサー,チューブ状膜キャパシタンスセンサー(TMCS)を紹介した。チューブ状多孔質疎水性膜上にワイヤ電極を巻きつけ,低コストで極めて一般的なシリアルバスによって駆動されるキャパシタンスから電圧へのデジタルコンバーターを使用してキャパシタンスを測定した。溶液の伝導度の低い場合には,イオン性溶液の2重層キャパシタンスは溶液の伝導度とほぼ直線関係となる。多孔質ポリプロピレン中空繊維をシリコンゴム溶液で繰り返しコートして空孔を高度に疎水化し,ベースラインのドリフトを引き起こす空孔内への液体の徐々の浸透を最小化した。このセンサーを水試料中のTOCの定量に応用した。その際に,検体の炭素はUV/過硫酸塩によってCO2へ酸化された。発生したCO2はTMCSを透過する水によって吸収され,その結果起るコンダクタンスとキャパシタンスの変化によって検知される。この系はグルコースとして800ngCと無機炭酸塩として100ngCを検出できる。このセンサーはガスの捕集と測定の二重の機能を結合し,簡単で小型の低コストデバイスが可能となる。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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