抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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標準的な格差補償モデルの枠組みで地震発生リスクという地域アメニティの評価を行ったNaoi,Sumita and Seko(2007)の分析結果を紹介するとともに,主として地震保険市場との関連から,分析結果の再検討を行った。家賃及び賃金水準に関するヘドニック・モデルの推計の結果,地震発生リスクは家計にとっての負の周辺環境(ディスアメニティ)として認識されていることが明らかになった。さらに,都道府県別のQoL(格差補償モデルに基づく生活の質)推計値との比較からは,QoLの水準の規定要因として,地震発生リスクが相対的に大きな比重を占めていることが確認された。