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J-GLOBAL ID：200902278775067306   整理番号：09A0486079

いろいろなサイズの充填剤を有する低密度ポリエチレン/MgO複合材料の誘電特性の比較

Comparison of Dielectric Properties of Low-density Polyethylene/MgO Composites with Different Size Fillers

著者 (6件)： ISHIMOTO K. (Waseda Univ., Shinjuku, JPN) ,  TANAKA T. (Waseda Univ., Kita-Kyushu, JPN) ,  OHKI Y. (Waseda Univ., Shinjuku, JPN) ,  SEKIGUCHI Y. (J-Power Systems Corp., Hitachi, JPN) ,  MURATA Y. (J-Power Systems Corp., Hitachi, JPN) ,  GOSYOWAKI M. (J-Power Systems Corp., Hitachi, JPN)
資料名： Annual Report. Conference on Electrical Insulation and Dielectric Phenomena  (Annual Report. Conference on Electrical Insulation and Dielectric Phenomena)
巻： 2008  ページ： 223-226  発行年： 2008年 
JST資料番号： D0693A  ISSN： 0084-9162  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,革新的な絶縁材料として,ナノサイズ無機充填剤粒子を用いた高分子ナノ複合材料の研究が活発である。本論文では,MgO充填剤を用いたLDPE複合材料の誘電特性に充填剤粒子のサイズが及ぼす影響を研究した。数μmおよび数10nmの直径を有する半球状MgO充填剤を加えた2種類のLDPE複合材料を調製した。充填剤の量は樹脂の0.5~10%である。すべての試料で,伝導率は温度増加により増加し,MgO充填剤の付加により低下した。nm充填剤での伝導率低下はμm充填剤より顕著であった。また,比誘電率は充填剤の量の増加により増加し,μm充填剤のほうが大きかった。nm充填剤では低周波の誘電損失係数の増加が大きく抑制された。さらに,試料中に形成される空間電荷分布も測定し,充填剤の量の増加により空間電荷量が抑制され,nm充填剤のほうが顕著であった。

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  *充填剤 ,  低密度ポリエチレン ,  酸化マグネシウム ,  誘電性 ,  依存性 ,  電気伝導率 ,  誘電率 ,  空間電荷 ,  誘電損失 ,  *サイズ依存性 ,  *ナノフィラー
準シソーラス用語： LDPE ,  *MgO ,  *ナノ充填剤 ,  比誘電率 ,  *誘電特性

分類 (3件)： 電気絶縁材料  (YH06020F) ,  ポリオレフィン  (YH07090L) ,  誘電体一般  (BM05010F)

タイトルに関連する用語 (6件)： サイズ ,  充填剤 ,  低密度ポリエチレン ,  MgO ,  複合材料 ,  誘電特性