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J-GLOBAL ID:200902278982788099   整理番号:08A0741403

Nicotiana benthamiana(タバコ属)においてMAPKシグナル伝達は一酸化窒素およびNADPHオキシダーゼに依存する酸化バーストを制御している

MAPK Signaling Regulates Nitric Oxide and NADPH Oxidase-Dependent Oxidative Bursts in Nicotiana benthamiana.
著者 (3件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1390-1406  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: T0767A  ISSN: 1040-4651  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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一酸化窒素(NO)および活性酸素種(ROS)の急速な生産は,それぞれNOバーストおよび酸化バーストと呼ばれ,ストレス耐性,ホルモンシグナル伝達および発育などに種々の役割を演じている。このようなラジカルバーストは病原性卵菌類Phytophthora infestansが生産するINF1エリシチンによって誘導され,NO ASSOCIATED1(NOA1)およびNADPHオキシダーゼもラジカルバーストに関与することが知られている。マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)カスケードのMEK2-SIPK/NTF4およびMEK1-NTF6が,ラジカルバーストの制御に関与していることを見いだした。Nicotiana benthamianaの葉において,NOの生成はSIPK/NTF4の条件的活性化によって誘導されたが,NTF6によっては誘導されなかった。INF1-およびSIPK/NTF4に仲介されるNOバーストはNOA1のノックダウンによって損なわれたが,ROSの生成はSIPK/NTF4あるいはNTF6によって誘導された。INF1-およびMAPKに仲介されるROSの生成は,NADPHオキシダーゼの誘導型であるRespiratory Burst Oxidase Homolog B(RBOHB)のサイレンシングによって失われた。SIPK/NTF4/NTF6がサイレンシングを受けた葉においては,INF1に誘導されるRBOHBの発現は損なわれていた。これらの結果は,MAPKカスケードを通して,NOA1に仲介されるNOの生成とRBOHBに依存するROSの生成を,INF1が制御していることを示した。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  酵素一般  ,  細胞生理一般 

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